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【書評】ゆるストイック|今の時代に合う「頑張り方」がわかる本

この本について

基本情報

  • 書名:ゆるストイック ── ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考
  • 著者:佐藤航陽
  • 出版社/発行年:大和書房/2024年
  • ジャンル:ビジネス・自己啓発
  • ページ数:287ページ

かんたんな概要

SNSや通知、情報の波に飲まれ、集中力が続かない。そんな現代人に向けて、雑音を取り除き、本当にやるべきことだけに力を注ぐための「ゆるくてストイック」な思考法を提案する一冊。

意志の力ではなく、仕組みで積み上げる習慣づくりが中心。努力よりも、選択と集中で人生を整えていく新しいスタイルを教えてくれます。

読んだきっかけ

著者・佐藤航陽さんが出演していたYouTubeをみて、もっと深く考え方を知りたくなり手に取りました。

実際に読んで感じたこと(リアルな感想)

1. 自分のモヤモヤを代弁してくれた感覚があった

   前半では、自分の中にあった閉塞感や、言語化できなかった焦りに直面するような描写が続き、思わず読みながらしんどくなったほど。でも、それがまさに今の自分の本音だったと気づかされた。

2.ビジネスの「頑張り方」に明確な指針をもらえた

正解がない世界で自分のやり方が正しいのか悩んでいたが、本書を通じて自分なりの「進み方」の基準が定まり、自信が持てるようになった。

3.何度も読み返したくなる一冊

売る前提で読むことも多いけれど、この本は手元に置いて何度も読みたいと思えた。実際にふせんを10枚以上貼り、赤線を何箇所も引いたほど。特に後半にも学びが多く、最後まで集中して読めた。

特に心に残った言葉・フレーズ

「成功を『自然現象』として捉えてみましょう」(p.111)

一言感想:努力だけで成功を掴もうと力みすぎていた自分の肩の力が抜けた。執着を手放し、もっと自然体で取り組んでみようと思えた。

この本がおすすめな人

* 副業や個人ビジネスに挑戦しているが、手応えがない人

* やっていることが正しいのか確信が持てない人

* 新しい流れに追いつけず、不安や焦りを感じている人

読んだ後の変化

心境の変化

好きなことはやっぱり続けていきたいという気持ちが強くなった。差別化のポイントや、どこに集中すべきかもクリアになったことで、目指す方向がはっきりした。

行動の変化

本書で紹介されていた日記アプリをすぐにダウンロードし、自分自身と向き合う時間を設けるようになった。さらに、好きなことを発信し続けるために新しいブログも立ち上げた。

まとめ

努力しているのに結果が出ない。そんな自分に対する違和感の正体を、そっと教えてくれる一冊。ノイズに惑わされず、自分らしい積み上げ方を見つけたい人にこそ読んでほしい。読後はきっと、少しだけ未来が明るく見えるはず。

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